長崎県内で各種リフォーム・新築工事を承っております、鈴木住建です。
これからも持ち家に長く住む、もしくは購入した中古物件を快適な住まいにするには、リフォームが不可欠です。
とはいえ、すべてをリフォームするには予算が足りないというのも、よくある話ですね。
この場合、どこから手をつけるべきなのでしょうか。
今回は、予算に限りがある場合の参考にしたい、リフォームの優先順位について、ご紹介いたします。
今やりたいリフォームは、どのタイミングでするべきなのか、ぜひ参考にしてみてください。
■ 一番先は外壁と屋根がいい?
リフォームのなかでも優先したいのが、外壁・屋根といった、お家の外側です。
お家の中を優先したい方も多いかと思いますが、なかなか目にしない外壁・屋根こそ、一番気にかけたい箇所。知らないうちにひび割れが入っていたり、雨漏りが起きていたりしやすいので、お家全体にダメージがおよびやすいです。
とくに外壁塗装は、外壁そのものの寿命が30年ほどとされていても、築10年前後で必要なリフォーム。
紫外線などによって防水性の落ちた外壁が、雨水や水分を吸いやすくなるため、中にある柱や梁が湿って腐食する恐れがあります。お家の構造そのものが危なくなるため、すぐに倒壊することはなくても、地震・台風などの災害には弱くなるかもしれません。
お家そのものを守るために、タイミングを逃さないうちに実施しましょう。
外壁塗装・屋根塗装はお家の大きさにもよりますが、平均的な大きさの30坪なら、110~180万円ほどが相場です。
■ 家によっては耐震補強工事も大事
古いお家の場合、現在の耐震基準に適応していないケースもあります。
耐震補強の目的は、あくまで住宅の倒壊を防ぐことなので、何度も強い揺れが起きれば、倒壊を免れないことも考えられます。しかし、新耐震基準のお家は実際に被害が少なく、生活の立て直しも早いといえるでしょう。
耐震補強工事は事前に建物全体の調査を行うため、家の状態が分かるチャンスです。
もしかするとシロアリが湧いていて柱がもろくなっていたり、水回りの床下が腐食していたりするかもしれません。
安全に直結するものなので、こちらの優先して調査・工事することをおすすめします。
耐震診断の費用は木造住宅の一般診断で5~30万円、精密診断で15万円~ほどが相場です。
工事そのものについては、建物の状態によりますが、150万円前後であることが多いとされています。
■ 壊れるとやっかいな水回り
水回りとは、トイレ・キッチン・浴室・洗面所の4点のことです。
戸建て住宅の場合は、外装・耐震などが優先されますが、マンションになると水回りが最優先になります。
水回りはどうしても傷みが進みやすく、配管や接続部分から水が浸み出して、床下が弱くなりやすいです。一般的に床がギシギシと鳴るようなら、床下に水が回っているサインとされています。
マンションは最悪、漏水で階下のお部屋に損害を与えるケースもあり、保険でカバーできてもトラブルになるかもしれません。
トイレに関しては、故障して流れなくなると非常に不便になるほか、悪徳な水道修理業者に引っ掛かるリスクもあります。
「まだ大丈夫」と我慢せず、壊れる前のリフォームが有効なので、前向きに検討してみましょう。
それぞれの相場としてトイレは10~50万円、キッチンは50~150万円、浴室は100~200万円、洗面所は10~40万円とされています。
4点まとめてのリフォームパックなら、お得になることも多いです。
■ 可能であれば、窓の見直しを
安全かつ生活に困らないようにするなら、外装~水回りまでが最低限のラインといえます。
余裕があればほかに床や壁紙クロスの張替え、間取り変更などに手を加えてもいいでしょう。
これらに加えてもし可能なら、窓のリフォームもおすすめです。
日本の窓は断熱性が低く、北海道などの寒い地域にあるお家を除くと、外気が入り込みやすい構造になっています。
そのため、暖房や冷房にかかる費用が高い傾向にあり、結露によってカビが生えやすい弊害も。
せっかく断熱性のあるお家でも、窓の断熱機能が低ければ、宝の持ち腐れです。
窓のリフォームは、わざわざ古い窓を取り外さなくてもよい工事方法もあります。
費用相場は窓の数などにもよりますが、40万円以下で収まったケースが多いようです。
■ 長崎県でのリフォームは「鈴木住建」にお任せ!
鈴木住建は、長崎県大村市を拠点に各種リフォーム・新築工事を行っております。
耐震補強を除いたリフォームはすべて担当できますので、お家丸ごとのリフォームもお任せください。
一括で任せることで、部分ごとにリフォームするよりも、費用を抑えられます。
ほかにバリアフリー工事などもできますので、ご要望に合わせた工事を提案いたします。
お気軽にご相談くださいませ。
■ まとめ
リフォームに優先順位をつける場合、傷みやすい外装部分を先に見直し、次に耐震補強、水回りを検討してみましょう。
マンションの場合は外装・耐震補強の工事は必要ないので、水回りが最優先になります。
可能であれば、窓のリフォームで断熱性を向上させると、生活がより快適になるかもしれません。